
「櫻歌ミコ」VOCALOID簡易試作版の歌唱デモ「池の雨」を公開、第二ちゃんの制作決定も発表
要約
ヤマハVOCALOID公式が、櫻歌ミコの簡易試作版ボイスバンクによる歌唱デモ「池の雨」を公開。第二ちゃんの制作決定と、DL版12,000円で2ボイスをそろえられる価格面の利点も案内した。企画はVOCALOID FAN-dingの公募枠によるもので、CAMPFIRE募集は6月7日に終了済み。
ヤマハのVOCALOID公式Xアカウント(@vocaloid_yamaha)は2026年6月1日、VOCALOID FAN-dingの支援プロジェクト「櫻歌ミコボカロ化プロジェクト」について、ボカロ版櫻歌ミコの簡易試作版を使った歌唱デモ「池の雨」を公開したと発表した。YouTubeでは2026年5月31日に「VOCALOID Voicebank 櫻歌ミコ簡易試作版『池の雨』」が投稿されている。
今回の試作版は、数曲分のテスト収録による暫定的な学習で作成したもので、クラウドファンディング終了後に正式収録を行い作り直すため、製品版とは発声が異なる場合がある。支援を検討する際の参考音源として公開された。
同投稿では、第二ちゃん(第二のボイス)の制作決定にも触れている。CAMPFIREのプロジェクトページ(https://camp-fire.jp/projects/941742/view)によると、本企画はヤマハが展開するクラウドファンディング型ボカロ化支援サービス「VOCALOID FAN-ding」の公募枠で選ばれた最初の挑戦者として、UTAU・VTuber・VOICEVOXキャラクターとして活動する櫻歌ミコのVOCALOID Voicebank化を目指すもの。CV・運営は赤乃みずき氏、デザインは縣おにく氏が担当し、キャラクターの権利はYamahaではなく挑戦者側にある。技術・制作面をYamahaが支援する。
プロジェクトはAll-in方式で2026年4月10日に開始し、2026年6月7日に終了した。第1目標350万円のVOCALOID:AIによるVoicebank化を始め、第2目標500万円の3Dモデル制作、第3目標600万円の第二ちゃんのボカロ化、第4目標700万円のデモソング追加などが設定され、いずれも達成したことがページ上で報告されている。
価格について、公式投稿はボカファンでDL版(12,000円)を支援するのが、通常販売より安く2ボイスをそろえられる方法だと説明している。プロジェクトページでは、VOCALOID SHOPでのボイスバンク通常価格が1ボイスあたり約10,000円前後、2ボイス構成が15,000円前後であることと比較している(セール価格を除く)。
Voicebankを歌わせるにはVOCALOID Editorが必要で、支援プランによりVOCALOID Editor Lite(2トラックまで・スタンドアローン専用など機能制限あり)または機能制限のないVOCALOID Editorが同梱される。先行体験権、試聴会・ミニライブ・トークイベント(2026年11月22日13:00〜15:00に東京で予定)などのリターンも用意された。
クラウドファンディングはすでに終了しているため、新規支援はできない。リターン品は2026年12月以降に順次発送、Voicebankの一般販売も2026年12月以降にVOCALOID SHOPでのダウンロード販売から開始される予定と案内されている。通常版パッケージが発売される可能性もある。デモ映像はYouTubeで視聴できる。
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